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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年09月11日

0908洞窟サイクリングの報告

洞窟サイクリングといっても洞窟を目指して走ったサイクリングであり、洞窟内を自転車で走ったということではないのですが、内容を報告します。

09/08木曜日の夕方6時、今回のスペシャリスト!藤森さんのご案内で輪の国や五環生活やFACEBOOKで呼びかけた参加の皆さんと、多賀町役場前をスタートして洞窟を目指してナイトサイクリングに出かけてきました。

走り始めて30分もするとすっかり暗くなり、行きなれた道とはいえ緊張しました。とはいえ、行きは緩やかな上りでそれほどスピードは出ず、時折斜度が上がるもきつい坂は長くは続かないので、結果としては怖くなく良いペースとリズムで目的地まで到着できました。サイクリングで目的地までで自転車で走り、途中から歩きで洞窟に入るというのはこれで3度目かな…、ですが、今回は台風の後の増水の影響がまだ少し残っており、初めて靴を脱いでの川渡りも体験できました。水温は気持ちよいほどに冷たく、水があるといってもそれほど深くなく、靴を履きなおし、ともあれ無事みんなで洞窟にたどり着きました。

洞窟は入り口から5mも入ると外気温と違ってひんやり気持ちよく、長袖がいい感じくらいでした。基本水の流れが石灰岩を溶かして出来た通路だけあって、滑りやすいところもあり、先日の雨の影響で、洞窟内も水溜りでいつもより水の多いところもあり、腹ばいになったり、また靴を脱いだり、ロープをかけて滑らないように上ったり、奥に行き着くまで日常にないいろんな体形と体験が出来ました。ヘッドライトで切り取る景色、しかも狭い洞窟内、すべすべした岩肌、水蒸気が付着してライトが当たると光る水滴、暗さと明るさのコントラスト、帰ってしばらくしてもこの視覚イメージは頭の中に印象深く残ります。

入り口から100m付近になる最深部につくと少し広くみんなで座り、落ち着いた状態でそろって明かりを消すと、全くの暗闇で、洞窟の目玉体験が出来ました。目を開けても閉じても全く同じ、自分の手を捜しても見えない。何かがあるように見えてもそれは幻想でしかない。みんなでそろえて声も出さないでいると、少し不安にもなりますが、自分の五感を改めて深く感じ、閉ざされるといってもだからこそ視覚を強く感じ、見えないということで平衡感覚も影響を受けるという不思議体験も感じ、改めて当たり前をありがたく感じる瞬間がもてました。洞窟内のお話しで「洞窟内の長期調査では出てきたときにすべてが美しく見え感動する」というのを聞き、次は「婚活!洞窟サイクリング」をやって、洞窟を出た瞬間に美男美女を確認しあって「恋の成就」を目指そうという冗談も飛び出したりして和みました。

洞窟の帰路は少し慣れたからか下りであっても怖くなく、あっという間に入り口に戻りました。自転車に再び乗って暗闇を下ったのですが、下り坂メインで、本当に夢のような気持ちのいい帰り道でした。みなさん隊列にも慣れ、一部水の出ているところや砂利の浮いているところなどはきちんと前から後へ「危険情報」の伝達も回せていたようですので、参加の皆さんのおかげももって無事、多賀大社前駅の解散場所にまで戻ってくることが出来ました。

夜の自転車のライトをつけた集団走行は目立つようで、田舎道ではありますが、知人に出会い、かつあとでまた別の知人にも指摘され、悪いことは出来ないと、そんな中で感じました。藤森さんのおかげ、参加の皆さんの気を配った走行のおかげで非常に楽しく、また無事に走行を終えることが出来ました。感謝感謝のサイクリングでした。

    


Posted by eco&rikisha at 12:05 Comments( 0 ) サイクリング

2011年09月11日

9月に入って・・・田んぼとはたけの報告ほか

多賀に畑を借りました。広いので1/3ほどの草を刈り、「白菜」「大根」「水菜」を植えようと思い、台風直後で柔らかくなっているうちに畝を作り耕しました。土作りの肥料とか、作業とか、まだよくわかっていいのですが、ひとまず鶏糞を準備し、今後に備え畑とうちの周りの刈った草を積み上げておきました。苗はひとまずトレーに種をまいて育てているのですが、肥料の入れ方がまちまちで、一部は勢い良く育っていますが、肥料が多すぎる部分はまだ発芽しておりません…。田んぼは…、多賀の田んぼはそれほど倒れておらず、でもヒエが目立ちます。抜いても抜いてもまた生える「コナギ」は相変わらず繁殖して、そのせいかイネの生育は他と比べて悪いように見えます(残念)。高宮の田んぼは、台風直後にあぜの一部の残った草を刈りました。こちらは大半のイネが倒れてしまっておりました。

米作りと関係があると思うのですが、09/09には五穀豊穣を感謝する多賀大社古例祭に参加させていただきました。暑い中でしたが、神輿ではなく「ホウレン」を担ぐ要員として、お世話になる会の関係で参加させていただきました。馬も行列も参加して賑やかに、この機会に集まる会の皆様との出会いも久しぶりで、楽しい時間をすごすことが出来ました。

 

草刈は今まで放置していた家の周りをきれいにするという仕事が、堆肥作りにも役立つ有機資材集めにもつながると考えるとやる気が沸きます。今日も草刈機を出動させ、集めるための「レーキ」も新しく購入して、朝夕汗を流しました。写真はサイクルトレーラーにレーキを乗せて子どもと移動中の一枚です。子どもは眠りこけております・・・。

  


Posted by eco&rikisha at 05:23 Comments( 0 ) 家庭菜園やお米作り

2011年09月11日

NPOで働くという形

週の半ばに所属するNPOで朝から大事な打ち合わせがあり、頼もしくも熱いメンバーで今と未来を話し合う。雇用スタッフを中心に集まり、何人か人が抜ける来年度の話をみんなで話し合う。

全員に来期の意志を確認し、残るものも次に飛び立つものも、全員が来期の抱負を語る。やはり話してみると深く共有しあうことが出来、思いもよらない強い意志や、あるいは大事にしている考えを聞くことが出来るというのは、あまりなかったのですごく良い体験であった。

個人的にはコミュニティの再生なくば環境問題や人間疎外を原因とする数々の問題は解決にならないであろうという想いがあったので、観光事業や助成金頼みの福祉事業をせざるを得なかった今までの事業展開に、想いを追求し切れなかった残念があった。また、どうすれば想いを遂げることが出来るのだろうかと、少々不安な気持ちにもなった。地元に溶け込み、助け助けられる関係の中で仕事が機能し、コミュニティの強化が更なる発展を促す…。という理想を考えたりする。

根本を正せば、田舎から都市に人が流出し、その生活様式の大きな変化から環境負荷の増大と人間関係の変化からくる阻害と問題が起こったと思うので、100%昔に帰れ、田舎に帰れとは言わないが、コミュニティに帰る形、小規模な人間関係と自然との関係である程度が完結する形を追及する姿が大切と感じる。たとえば自分たちの仕事の領域を考えると、自転車タクシーを推進するにはそれなりの形(クルマで来た足腰の元気なお客に楽チンな乗り物を提供するだけでなく本気で地域の運搬運輸の足となる)、自転車を推進するにはそれなりの形(クルマがなくとも公共交通機関自転車でいける範囲で完結する街づくりに貢献する)、食や農を推進するにはそれなりの形(入り口として食を楽しむイベントを実施しその後食材提供や自家小規模農業をすすめる)があるように思う。売り上げを上げないとNPOといえども存続は不可能なので、続けるための仕事と、ミッションのために必要な仕事があるのならば、両方をバランスよくこなすべきなのではと感じる。贅沢を言えば、やり残した事業にそのような後悔というか課題を感じる。

とはいえ、自分も自分の地元への貢献というと、住んでいる場所と仕事場は10km以上も離れると関連が薄くなるし、それ以前に親兄弟が住む本当の田舎は他県にあるし、という現実を見ると、本当はそこから見直すべきではないかとも自問自答したりする。問題を後悔と考えず、これから楽しむ課題と想い次の道を歩みたいと思う。




  


2011年08月09日

0807「夏休み南湖一周」の報告

よい天気微風の中、正に真夏の8/7(日)、琵琶湖の南湖(琵琶湖大橋より南側の部分)にてサイクリングイベントを行ったので報告する。参加は親子さんと大人たち、走行スタッフ、トラック伴走とエイドステーション担当のボランティアと五環生活のスタッフ。8時半頃から集合して、準備体操と説明を済まし、9時20分ごろ出発した。

南部は大津港を出発して反時計回りに走り、唐橋をわたり東岸を北上する。0808(月)に大津で花火大会がある関係で、ところどころ観客席の準備などでぶつかるところ、ボート大会でテントや人手の関係で通りにくいところが一部あったものの、基本走りやすい湖岸の道を走る。今回参加の皆さんは事前準備が行き届いていたので最初の手持ちの飲料に関しては心配なかったが、大津を過ぎ草津に入ると田園風景にて途中水分補給できるポイントが少ないので気をつけるべきと感じた。朝から暑く、休憩は日陰を求め、頻繁に30分毎に取ることを心がける。草津道の駅で昼休憩を取るが、休日で人が一杯だったので、半数はレストランで食事を取り、半数は販売所のお弁当やパンや野菜!にて昼食をとる。菜食主義のオマリさんが、おいしそうに生野菜を食べられる姿が印象的でした。ちなみに私は米粉入りのパンを2ヶいただきました。

昼食後は少し眠くなる方もあったので、印象的なハスの大群生が美しい琵琶湖博物館外周の半島を走り目を覚ます。時折声をかけや注意もして走る。その後も琵琶湖大橋の頂点からの眺め、浮御堂の眺め、雄琴のネオンなど目を覚ましてくれる風景も多い。後半もペースを落とすことなく(というかスタッフが15~18km/hのペースをずっと保ったまま)比叡山坂本、大津京駅で小休止しながら、無事?大津港に到着する。

中学生のお子さんを含む家族の方は、日頃乗っていないといわれておりましたが、お父さんも、お母さんも、最後ちょっとしんどそうな、おしりの痛そうな姿も見られましたが、走りきりました。子どもさんは元気そうでしたね。スタッフ含め暑さは心配でしたが、頻繁な水分補給は良かったと思います。クーラーボックスに氷も準備して、特に最後の方は参加者の氷や解けた冷たい水を有効に使っておられる姿が印象的であった。

<よかった点>
・休憩の頻度30分に1回
・冷たい氷(クーラホ゛ックスに一杯)と飲料PET7本、塩飴やお菓子の補給
・最初のスタッフMTG、参加者への暑さ対策や集団走行の注意伝達
・乗り方の説明やポジションなどの設定手伝いなどの細かな配慮
・休憩時などの声かけ、顔色の確認
・最後もスタッフで反省を話し合える時間を持てたのがよかったです。

<次回は改良が求められる点>
・スタッフへの乗り方指導(伊藤さんが痛い想いをされました)
・帽子やヘルメットの予備も必要かも(持ってきてない人もいたので)
・ホカロンならぬ、ヒヤロンの準備。大き目の絆創膏。
・タオルやお絞りも少し準備で着たらよかったか。
・人数が多くなった時には移動式のエイドステーション体制は厳しい。
 (休憩の場所確保についても)
・手信号だけではなく、声での右左折停止や危険の伝達徹底。
・昼食休憩の場所が混雑していた。次回は変えてもよいかも。

    

  


Posted by eco&rikisha at 12:32 Comments( 0 ) サイクリング

2011年08月09日

地域や地元の行事・・・関が原戦跡踏破隊

0806 柔道のスポ小で交流のある鹿児島の子ども達の歴史の道踏破隊「関が原戦跡踏破隊」として多賀町の五僧峠を歩きにこられたので、子どもと一緒に歩かせてもらう。例年は本当に関が原から山を越えて歩かれるそうであるが、今回は大雨でがけ崩れや危険な箇所が何箇所もあるそうで、多賀側の調宮神社から多賀町役場までのわずかな区間のみご一緒させてもらう。暑くきつい時間帯であるが、子どもらは元気に歩き大人はとぼとぼついていくという格好。本当ならもっと歩けるところを今回は短縮となり残念なのだろうなと薩摩隼人の子どもの気持ちを考えてみる。島津の殿様や軍隊が関が原の戦いから命からがら抜け出したのは400年以上も前のことで、それを今に語り継ぎ、そしてここ50年以上毎年踏破隊として子どもらが歩きに来ているというこの現実。子どもらもがんばるが、そのまわりで地元を盛り上げ、その行事を続けようとがんばられている大人の皆さんの努力がとても美しく、まねしたいものだと思います。

     


Posted by eco&rikisha at 12:03 Comments( 0 )
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自転車で人も荷物も何でも載せて運ぶ・・・のが私の夢です。彦根で町の小さな自転車屋を営んでおりました。今はみんなと自転車タクシーを走らせたり、自転車タクシーを作ったり、サイクリングや自転車の利用促進の活動をしております。