2012年02月12日
木の花ファミリー訪問記02
2012年の2月10日土曜日も朝は少し雪が降ったのですが、お昼はすっかり晴れて暖かい一日になりました・・・。亀岡に住む友人(ゲントくん)は、電話なし!電気なし!の生活。久しぶりに会いに行ってきました。お昼ごはんは借りている3箇所の畑を回って、キャベツ、ねぎ、にんじん、などを収穫して、すぐ国産小麦とあわせて薪ストーブの上でお好み焼きにして食べました!一軒家をシェアするトンボ玉職人のおじさんには、実際に使っている素敵な手作りランプ数種類を見せていただき更なる衝撃を受けました。家や畑を借りる辺りから地域の方々とも触れ合いゆるやかに生きる姿は改めて感動しました・・・。ゲントの顔は前よりも明るく生き生きとして、顔を見れたのもまた嬉しかったですね。電話はないので連絡はハガキや兄弟や友達に消息を聞いた上になりますが、何とかなるものです。いい一日になりました・・・。引き続き2/2から2/5にかけて訪問した、木の花ファミリーの体験記をまとめます。
②「集団としての向上心が高い」
ここの特徴として、富士山麓で18年前に入植して以来毎日続けている場が、夕食後の「大人会議」である。毎日の作業の報告や明日の予定の共有のほか、踏み込んだ自分自身の対人的な感情まで、正直にぶつけて建設的に乗り越えているのである。みな話すときは自身の反省を忘れず、他の人は厳しくても的確なアドバイスを行い、ここは容赦がない。単純に隠し事がないというのとは少し違う、自分の「心の癖」を冷静に見て、人にも冷静に見てもらい、集団で起こりやすい問題を事前に回避している。また、自分を高める努力をメンバーみんなでともに歩んでいる。そのように見える。会議というのは続けると、声の大きなものと小さなものはやがて思いの表現に差ができてギクシャクしがちなものであるが、ここではそんなことはない(ように見える)。互いにそのような特徴も含め「心の癖」を見直し磨きあう習慣に慣れているのだと思う。
③「お金はないが幸せである」
農作物の出荷が中心の現金収入を均等にみんなで分け合う形。必要な買い物もみんなでお金を出し合うという形。食べ物はほぼ自給自足であり、寝具や衣類も(これはどうやっているのかは知らないが)十分足りている。仕事は単純作業もあるが品種が多いので変化が多く楽しい。農薬はないので非常に健康的である。歌や劇など中でみんなで楽しむので娯楽もあり楽しい。お金という形で見ると、一人当たり年間数十万という現金収入らしいがこれで何とかなるし、困っても助け合いがあるし、これで十分以上楽しいというのである。短い期間なので100%はわからないが、個人的にも実際すごく楽しかった。仕事をしていても休憩で話していても、きちんと存在を尊重してくださるし、自分も役に立っているような気がする。コンサートやお祭りはみんなよく練習していて盛り上げも自然で、一体感がありすごく楽しい。メンバーの皆さんの「幸福度」も高いような気がする(でなければ18年もの間続かないとも思う)。
今日の話のまくらで触れたゲントくんやトンボ玉職人さんの暮らしも、全国の友達の暮らしも、お金のやり取りする量は極めて少ない暮らしですが、しあわせそうです。もちろん悩みもあるようですが、過剰に人の責任にして問題の追及をしたり、「あるべき姿」に強い執着を持たない限りは、心のへ平安は保てているように見えます。いい食事とそこそこの運動量で、見た目に健康的ではあります。
写真は2/4の木の花ファミリー訪問時に撮った日の出時刻の富士山と、2/10にゲントの自宅前でと撮ったものです。

②「集団としての向上心が高い」
ここの特徴として、富士山麓で18年前に入植して以来毎日続けている場が、夕食後の「大人会議」である。毎日の作業の報告や明日の予定の共有のほか、踏み込んだ自分自身の対人的な感情まで、正直にぶつけて建設的に乗り越えているのである。みな話すときは自身の反省を忘れず、他の人は厳しくても的確なアドバイスを行い、ここは容赦がない。単純に隠し事がないというのとは少し違う、自分の「心の癖」を冷静に見て、人にも冷静に見てもらい、集団で起こりやすい問題を事前に回避している。また、自分を高める努力をメンバーみんなでともに歩んでいる。そのように見える。会議というのは続けると、声の大きなものと小さなものはやがて思いの表現に差ができてギクシャクしがちなものであるが、ここではそんなことはない(ように見える)。互いにそのような特徴も含め「心の癖」を見直し磨きあう習慣に慣れているのだと思う。
③「お金はないが幸せである」
農作物の出荷が中心の現金収入を均等にみんなで分け合う形。必要な買い物もみんなでお金を出し合うという形。食べ物はほぼ自給自足であり、寝具や衣類も(これはどうやっているのかは知らないが)十分足りている。仕事は単純作業もあるが品種が多いので変化が多く楽しい。農薬はないので非常に健康的である。歌や劇など中でみんなで楽しむので娯楽もあり楽しい。お金という形で見ると、一人当たり年間数十万という現金収入らしいがこれで何とかなるし、困っても助け合いがあるし、これで十分以上楽しいというのである。短い期間なので100%はわからないが、個人的にも実際すごく楽しかった。仕事をしていても休憩で話していても、きちんと存在を尊重してくださるし、自分も役に立っているような気がする。コンサートやお祭りはみんなよく練習していて盛り上げも自然で、一体感がありすごく楽しい。メンバーの皆さんの「幸福度」も高いような気がする(でなければ18年もの間続かないとも思う)。
今日の話のまくらで触れたゲントくんやトンボ玉職人さんの暮らしも、全国の友達の暮らしも、お金のやり取りする量は極めて少ない暮らしですが、しあわせそうです。もちろん悩みもあるようですが、過剰に人の責任にして問題の追及をしたり、「あるべき姿」に強い執着を持たない限りは、心のへ平安は保てているように見えます。いい食事とそこそこの運動量で、見た目に健康的ではあります。
写真は2/4の木の花ファミリー訪問時に撮った日の出時刻の富士山と、2/10にゲントの自宅前でと撮ったものです。


Posted by
eco&rikisha
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10:35
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