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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年11月27日

車道サイクリング:ベルロード

1125は湖東地域のサイクリングマップのチェックのため走り回り、多賀の山の中から、甲良、豊郷の町の中、彦根の郊外型店舗のひしめく地域までを走りきりました。途中ぱらぱらと雨も降ってきたので、交通状況を見るにはある意味わかりやすい天候ともなりました。ブログで全部まとめていると見ていられないほどので、県道2号線の戸賀西~本町2丁目までの通称「ベルロード」と呼ばれる区間をまとめてみました。

 自転車が通行するのは車道が原則で先の警察庁の通達でもありましたように歩道は避けるべきでしょうが、車道でも歩道でもないが自転車が走行可能な場所としての道路の左端の名称が少々ややこしくなります。「路肩」「路側帯」と区分けの仕方が難しいのですが、ベルロードの県道は両側に普通自転車通行可の歩道があり、車道もしくは車道外側線と歩道との間の「路肩」が自転車が走ることになるでしょうか。

 ベルロードの路肩(車道外側線と歩道の縁石までの間)はせまく、しかも水はけをよくするためのコンクリートと鉄格子が連なる区間で、正直走りにくいところが多いです。外側線の内側の車道側に入って走行するなら、今度はその他の自動車に混じっての走行となります。いずれにしても覚悟が必要ですね。しかし芹川を越えた西高前のあたりは路肩が広くなるので走りやすく、特段覚悟が必要ということではありませんでした。

 ちなみに言葉の解釈ですが「路肩:(歩道がない、白のラインがない)道路の左端の帯状の部分。または歩道がついた道路の車道外側線と歩道との間の帯状の部分。最低でも 0.5m。例外あり。クルマは走行不可。自動二輪や軽車両は通行可。」「路側帯:(歩道のない)道路の白のラインによって区画された道路左側の帯状の部分。基本的に歩道と同様に取り扱われ、原則として車両は通行できない。軽車両は通行可能。」と、ややこしいのですが、ここはきちんと理解する必要がありそうです。(※主にウィキペディアを参考にしました)

 ベルロードのような、歩道がある場合の車道外側線の外側部分(白線と歩道との間)について、車道に当たるとする判例と、車道には当たらないとする判例があるらしく、扱いが難しいようです。判例が多いということは事故も多いということでしょう。実際ベルロードは交通量が多く両脇に商業施設が多いので事故の頻発するところです。注意して走りたいところです。

    





Posted by eco&rikisha at 22:04 Comments( 0 ) サイクリング

2011年11月23日

車道サイクリング報告 1106&1120

 1106に「抱きしめて琵琶湖」のイベントにあわせて行なった「南湖一周」の地図読みサイクリング(地図を手渡して自由に参加者に走ってもらうサイクリング)において、今回の警察庁の通達もあったので、「自転車本来の走行性能を求めるような走り方をする場合」は努めて「車道」を走るよう参加者にもお話して走ってみた。南湖の東岸は実際のところ「自歩道」(自転車通行可の歩道)が多く、自転車も歩道を走れるのであるが、イベントのときや天気のいい休日には歩行者も多いので、サイクリングのような自転車を楽しむものが走るときには、「車道」が良いのではないかと考えていた。

 湖岸道路一列走行中

 今回は実際車道を走られる方が多く、当初は心配もしたが、事故も怪我も車に対するトラブルもなく皆さん無事走行終了された。走ってみた感想であるが、第一に平均スピードが上がり。第二に緊張のためか走行中の景色とか感覚がものすごく印象的に記憶に残り。第三にやむを得ず自転車の集団走行となる場合は参加のみなさんにも走行の注意を促すべき(車の走行への配慮…不安定にならない程度に端により、スピードは高めで、集団長さは10台以下程度か)と、感じた。

 1120にも愛荘町周辺道路にて、中山道や国道の車道サイクリングを実施した。愛知川駅を出発し、近江鉄道と新幹線沿いの歩行者自転車優先道を南下し、愛知川で折り返し、国道八号線と途中から中山道を芹川まで北上した。愛知川宿付近の国道は路肩が狭いが道は良く、車もスピードが落ちる辺りであるからか、ストレスなく走れる。愛知川宿から中山道に入ると、むしろこのへんの方が、時間帯によっては車線のない双方向通行の狭い道をゆっくりの車と併走すると走りにくいかもしれない。ただし中山道は宿場以外は混雑なく走れる。ただ、混雑のない場所は車のスピードも上がるので、狭く曲がりくねった箇所では目立つ格好で左端を必ず一列で注意して走行する必要があると感じる。路肩部分を自転車歩行者用にか?カラー舗装したり、もしくは車の車線左端を右に寄せて歩行者や自転車が走りやすい空間を確保したりする配慮が見られる。しかしながら、一部石畳は景観はよくとも、自転車には走りにくいと感じる箇所もある。

 国道号愛知川宿付近

 中山道豊郷役場付近

 中山道葛籠町付近

 中山道彦根の入口石畳

 また交通法規に則り、車道を走るサイクリングを実施し報告したいと思う。



Posted by eco&rikisha at 04:44 Comments( 0 ) サイクリング

2011年11月08日

抱きしめて琵琶湖南湖一周サイクリング

お世話になりました。
本当に皆様のおかげで走りきることができました。
抱きしめて琵琶湖の輪にも加わることができました。ありがとうございます。
先日のサイクリングの報告と言うか感想です。
おかげさまで大きな事故や怪我はなく、
皆さんの感想は、おおむね好評であったのではと感じております。
(もちろん気になる点はいくつかありますが・・・)
スタッフ間での反省の言葉は、まとめて次に活かすことになりますが、
以下、個人で把握する範囲、忘れぬうちに報告します。

11月6日の抱きびわ南湖一周サイクリング。
天気はすきっとしない曇り、ごく時折小雨でしたが、
走行には問題のない気持ちのいい環境でした。

44名の申し込みに対し、参加40名。
スタッフは自転車での伴走9名、クルマのサポート3名。
スタートゴールのほかにエイドステーションを4箇所設け水分やお菓子などの補給を行いました。

他府県からの参加が多く、
小学生、その父母、若い女性、自転車好きのお兄さん、お父さん、
ご年配の方と、とてもバリエーション豊かな参加者でした。

受付とスタートはほぼ定刻どおり、手短に説明と注意を述べて、参加者と伴走スタッフがスタートしました。直後の道は地図を見てもわかりにくいところがあり、また交通も多く注意必要な箇所があったので、大津京駅までの3箇所にてスタッフが交差点に控え、間違わないよう誘導しました。


大津京駅から雄琴温泉まではJR湖西線沿いを中心に走りやすい道でした。最初のエイドステーション雄琴温泉観光公園では、みなさん遅れはなく、足湯につかられたりカフェを楽しまれたりゆっくりできる時間がありました。

雄琴温泉から琵琶湖大橋米プラザまでは、特に国道を越えて堅田に入るあたりは、素敵な昔ながらの町並みが広がるのですが、間違いやすいポイントでもあるので、何人かのスタッフで手分けして誘導したのですが、普段反対の方向から回ることが多いもので、スタッフが道間違いしてしまう部分もありました(ごめんなさい)。


琵琶湖大橋米プラザでは太鼓の演奏で迎えて頂き、ありがたく。気持ちがよかったです。時間がなく昼食の時間が短かったのが申し訳ないのですが、無事12時に、手をつなぎ抱きしめて琵琶湖に参加することができました。ヘリも飛んで私達も映ったかな~?
 

琵琶湖大橋米プラザから道の駅草津までの区間は、先日の警察庁通達のこともあり、自転車本来の性能を活かす走り方をする方には、勤めて車両として車道左側を走るようにお伝えしたのですが、その甲斐あって小学生から大人までの皆さんが整然と一列で、自分なりのペースで走られておりました。クルマからのクラクションや無理な追い越しも見られなかった様子です。

道の駅草津では飲料のサービスをして頂きとても嬉しかったです。また米プラザでの昼食時間が短かったので、ここでおいしいものの補給ができたのがよかったです。~私はスープに入ったたこ焼きを頂きました。あったかいしとてもよかったです。瀬田の唐橋までの道は一本ですが、車道から沿道のお店に出たり入ったりするクルマが多く注意が必要でした。

瀬田の唐橋でエイドステーションの休憩のあと、なぎさ公園をとおり大津港を目指したのですが歩道走行になってスピードが落ちたました。とはいえ歩行者も多い区間ですので、十分な余裕を持ったスピードで走ることができました。


感動のゴールは、急ぎかえらなくてはならない何名かを除いて、大部分の参加者が、事前に集合してほぼ同時にゴールとなりました。初心者の方も多いサイクリングでしたが、また引き続き楽しんでくださいとのコメントでしめさせて頂きました。反省すべき点はいくつかありますが、楽しい時間を持つことができました。





Posted by eco&rikisha at 14:22 Comments( 0 ) サイクリング

2011年11月04日

自転車と法律と最近の目立つ施策

皆様いかがお過ごしですか。
昨日はお子様たちとお多賀さんに娘の七五三参りでした…。


いろいろ調べて自転車と法律に関してまとめてみました。
時間がないのと、書きすぎると見苦しいのでまた今度にしたいのですが、
さらに「自転車道」と「自転車通行帯」などについても調べたいです・・・。
さらに「自転車通勤の奨励策」についても調べたものもまとめたいです・・・。
主に参考にした本は「成功する自転車まちづくり 古倉宗治 学芸出版」です。
以下よろしければご参照ください。

************************************************

1960年 道路交通法の改正により「自転車は車両」と規定。

1970年 「自転車道の整備などに関する法律」により自転車道が規定される。

1970年 「道路構造令」により自転車道または自転車歩行車道が規定される。
※自転車を自動車交通から分離する方向が示される。

1978年 道路交通法の改正により道路標識などにより指示された場所において「普通自転車が歩道通行可」となる。
※その後長きにわたり道路における自転車の立場が曖昧となり混乱を招く。

1980年 「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」
※駐輪場の整備と違法駐輪の撤去と処分に関して、自治体の懸案事項の解決方法が取り決めらる。

1990年代と2000年代には数々の社会実験や自転車モデルとしの指定などの自転車奨励策が実施される。ハード中心に自転車走行空間の整備も行われる。賛否両論あるが、経験がその後の判断に生かされたのではないかと思われる。

自転車利用環境整備モデル地区 
自転車通行環境整備モデル地区
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000190.html

自転車重点都市
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082301000332.html

自転車利用環境整備ガイドブック
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/061005/03.pdf

自転車走行空間の設計のポイント
http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/2010report/2010nilim41.pdf

2011年 警察庁通達「良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について」
※今一度「自転車は車両」であることを徹底することとし、自転車は基本的に車道左側を促し(やむを得ない場合のみ許可された歩道を走る)、その他、自転車利用環境の整備、教育とPRの実施、街頭指導取締の実施などを述べる画期的な通達。

ちなみにhttp://www8.cao.go.jp/koutu/kihon/keikaku9/pdf/summary.pdf
■第9次交通安全基本計画(内閣府:平成23年度から27年度までの5年間)
においても、以下のように触れられております。

<道路交通の交通安全についての対策>

(高齢者・子どもの安全確保)
(歩行者・自転車の安全確保)
(生活道路・幹線道路における安全確保)

・歩行者の交通事故死者割合高く、3割を超える…自動車と比較して弱い立場にある歩行者の安全を確保する。

・通学路,生活道路,市街地の幹線道路等において歩道の整備等による歩行空間の確保を積極的に進め,歩行者の安全確保を図る。

・自転車乗用中の死者数の構成率が高い…自転車は被害者と加害者という両方の立場から、それぞれの対策を講じる。

・生活道路や市街地の幹線道路において、自動車や歩行者と自転車利用者の共存を図る。自転車の走行空間の確保を積極的に進める。

・自転車利用者にルールやマナーに違反する行動が多いことから,交通安全教育等の充実を図る。

・生活道路において自動車の速度抑制を図るための道路交通環境の整備,交通指導取締りの強化等の対策を講じる。

・幹線道路を走行すべき自動車が生活道路へ流入することを防止するための対策等を推進するなど、総合的な対策を一層推進する。

※日本独自の展開として、「自転車の利用促進という観点」よりも「交通安全の徹底」という観点から、自転車走行空間の確保や交通安全教育などのソフト施策が盛り込まれていくというのが、面白いカタチだと思いました。何はともあれ、適切な自転車利用促進に向けて、一歩一歩前進している様子がまざまざと見られて、この時代に生きる幸せを感じる次第でございます・・・。


************************************************

以上以外にも自転車社会学会の「自転車から見た道路交通法」は参考になりました。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2091/dokoho/index.html

長々と書きましたが以上です。



Posted by eco&rikisha at 03:21 Comments( 0 )
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自転車で人も荷物も何でも載せて運ぶ・・・のが私の夢です。彦根で町の小さな自転車屋を営んでおりました。今はみんなと自転車タクシーを走らせたり、自転車タクシーを作ったり、サイクリングや自転車の利用促進の活動をしております。