1206 彦根市議会を傍聴に行ってみる

eco&rikisha

2011年12月07日 03:18

 本日はじめて市議会なるところを覗きに行ってみる。知り合いの議員さんから、自転車や環境に関していくつか質問するので見に来ないかとお誘いを受けたからであるが、休みでもあるし、興味はあったが一度も行ったことがないというのも理由にあった。

 訳あって午後の開場から少し遅れてはいると、やはり緊張する雰囲気があって、その雰囲気をえらそうにも見下ろす形で傍聴するという仕組み。5~6名のご年配の方先客が傍聴されていて、途中から若い女性も見にこられたりして、どういう方なんだろうなと気にもなりながら、とりあえず入る前に議会事務所で戴いたスケジュールを見ながら知り合いの出番を待つ。

 興味があったのは昨今の「自転車に関する警察庁通達」を受けて、市がどのような動きをしていて、議員さんがどのような問題意識を持っているかということであったが、ちょうどそのような質問を、呼んでくれた議員さんも質問されるようだし、来る前の午前の部でも別の議員さんが質問されたようであった。

 しばらく待つと順番が来たので注意して聞いてみる。ある程度は想像していたし、また仕方がないんだろうなとも思いながら、「議員さんからのすこし期待も込めた質問や提案」→「市の担当者からの現状の説明とできない理由」という図式を聞く。中には知らない現状もあったりして、勉強にはなったが、ある部分(ほんの1分野に過ぎないが)内情を知るものとしては、市の担当者さんと事前にお話をしている中で浮かび上がった問題点があるだろうから、この部分をもう少し突っ込んだら・・・などと考えてしまう。

 ひとつの具体例は道路の問題であるが、用地買収は難しいのは当然だし、問題になるような道路は市道よりも県道が多いのでもあるでしょうが、警察庁も言っている様な、路側帯に50cm程度のブルーのラインを引くような方策を市道でやってみる。もしくは県道に引いてもらうように働きかけてみる。もしくはどの道でどのような対策が最適であるか検討を始めてもらう。などの働きかけが戴きたかったと、議員さんはたくさんの質問をされていたので、時間も限られるし難しいのではあるでしょうが、個人的にはそのように感じる。

 実際は道路に関し警察庁と国土交通省が検討する場を設けて、来春にガイドラインを出すといっているので、対応はその様子を見てからのほうがいいのでしょう。が、警察庁自体もそれぞれの地方自治体にそれぞれの事情があるので柔軟な計画を立てろと対応を各都道府県警察に求めているくらいなので、しっかりと現状を見据えた上で、市レベルの先んじた動きというのは優れた先進事例となり全国に参考事例となるのではと強く感じた。

 最近は車道サイクリングばかりで大きな自然を感じることが少なかったので、湖東定住自立圏バイコロジーマップのルートを山のほうでつなぐ、林道ルートを探って走ってみたのでその画像をのせます(傍聴の前に山を走っておりました)。未舗装路をひたすらのぼり、またひたすら下るという道でしたが、久しぶりに別の緊張感を伴うサイクリングとなりとても楽しかったです。・・・どなたにもお勧めできるルートではございませんが好きな人は好きだと思います。

 大滝神社のそば(うちの近所です)

 多賀町を越えて東近江市に少し入ったところから入ります。不法投棄多くクルマは進入禁止のようです。

 ひたすら上ります。

 やっと鞍部。下りとなります。

 散った銀杏が鮮やかです。

 やまびこ湧水のところ。紅葉もきれいです。

林道は趣味ですので時間がないと走れませんが、雪が降るまでにまた楽しみたいと思います。傍聴は趣味ではありませんが、興味ある分野は聞いておいたほうがいいと思うので、また行きたいと思います。


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